CSR活動
ディスカバー農山漁村の宝
木原製作所は、山口市及び市内の農林水産団体・経済団体・大学法人等の教育機関・事業者との連携による「山口から“Kanbutsu(カンブツ)”を発信。」プロジェクトに取り組み、地元農林水産物の乾燥商品開発による”地域創生”と海外にまで及ぶ情報発信に携わってきました。この国内初となる乾物プロジェクトは、地域農林水産物の付加価値向上と販売先の多様化に貢献している点が高く評価され、農林水産省中国四国農政局よりビジネス部門での選定証を授与されました。
農林水産省「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」とは?
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」とは、「強い農林水産業」、「美しく活力のある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良事例を農林水産省が選定し、全国に発信する制度です。
選定の対象となる取り組みは、地域において、新たな需要の発掘・創造や埋もれていた地域資源の活用を行うことにより、農林水産業・地域の活力創造につながる、次の1)から3)のいずれかに該当する取組となります。
1) 美しく伝統ある農山漁村の次世代への継承
2) 幅広い分野・地域との連携による農林水産業・農山漁村の再生
3) 国内外の新たな需要に即した農林水産業の実現
【農林水産省中国四国農政局「ディスカバー農山漁村の宝」木原製作所】
https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/kaseika/attach/pdf/discover-113.pdf
【農林水産省「ディスカバー農山漁村の宝」URL】
https://www.discovermuranotakara.com/
「ディスカバー農山漁村の宝 選定証」
~国内初・乾物プロジェクトで“地域”創生!~
取組経緯
・平成22年、山口市が新たな地域産業戦略 の構想を開始したことを受け「乾燥技術」 を地域資源として活用し、複数団体とのド ライフード商品開発と圏域ブランドの構築 を市に提案。
・平成23年、乾燥食品の開発販売を軸とし た国内初の地域振興事業「山口から “Kanbutsu”を発信。」プロジェクトが総務 省で採択。
取組概要
・ “地域創生“として企画立案、乾燥技術提供、試作品開発、パッケージデザイン提案、保存・販売 アドバイス、商標登録実務までを無償で行い、市内事業者の商品開発をサポート。
・ 事業者とともに、ドライフルーツ、漢方薬原料、和紙、パン、花のふりかけ、カレーなど、従来の乾物のイメージを覆す多彩な利用方法と商品を開発。
取組成果
・ サポートした商品は、多様なメディアに取り上げられ、山口市の地域振興の取組や少量多品目の1次産品の認知度を向上させ、多様な産官学の連携を生み出した。
・ 本取組をきっかけとして、平成24年に農林水産大臣から機械メーカーでは全国初となる「ボランタリープランナー」任命、平成27年皇太子殿下御視察、「国際乾燥学会(世界42か国300人の研究者が参加)」では本事業が注目を集めた。平成29年「はばたく中小企業・小規模事業者300社」選出。県・露友好協定をきっかけに新商品を展開。